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2012年6月21日 (木)

タッカーとテイル

ホラー映画には一定のパターンがある

「山奥のキャンプ場で、
都会から来た若者グループがバカ騒ぎしていた。
そんな彼らが、地元に巣食う殺人鬼に襲われる」

「金髪美女は真っ先に殺される」

「金髪美女の彼氏も殺される」

「リーダーシップを取るヒーローも殺される」

そのパターンを全く逆手に取ったホラー・コメディ映画こそが
タッカーとデイル」。

仲良しの中年二人組、タッカーとデイルは、
小金をコツコツ溜め込んだ末に、念願の山荘を手に入れる。
ある週末、2人はアウトドア活動をエンジョイ(死語)しようと
トラックを繰って山荘を訪れるのだが…

この二人、まずルックスがいけない。
ドロドロに汚れたシャツを纏うタッカーは、
あたかも「テキサス・チェンソー」の殺人鬼。

くたびれたオーバーオールを来たおデブのデイルは、
「ハチェット」に登場する異形の殺人鬼を「きれい」にしたような姿だ。

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ちょうどその折、山荘の近所では
都会からの学生グループがバカ騒ぎをしていた。

彼らはあろうことか、タッカーとデイルを
山奥に潜む殺人鬼」だと勘違いしてしまう。

そんなことはつゆ知らず、湖で夜釣りを楽しむ2人。
ふと遠くを見れば、金髪美女が服を脱ぎ、川に飛び込もうとしている!

おもわず見とれる2人。
しかし次の瞬間、美女はバランスを崩して転落してしまった。

デイルは湖に飛び込んで彼女を救い上げ、
介抱するため山荘に連れ帰る。

ところが…

遠くからそれを見ていた仲間たちは
「大変だ!殺人鬼にさらわれた!このままじゃ食われちまう!」

などと大混乱。

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翌朝になって回復した金髪美女は、
中年二人との誤解も解け、楽しく朝ごはんを食べている。

一方で若者グループは、何とか美女を取り返すべく、
リーダーシップを取る青い上着のイケメンのもと
奪還計画を練り始める。

さてこのイケメンは、実は投げ斧の達人。
これがまた重要な伏線だったりするのだが。

そんなことは知らない2人は、山荘の周りを掃除しはじめた。
ところがタッカーがチェンソーで朽木を切っていたところ、
蜂の巣を壊してしまったからたまらない。
たちまち襲いかかる蜂の群れに、
タッカーはチェンソーを作動させたまま半狂乱!

「チェンソー殺人鬼だ!」と誤解し、逃げ回る若者たち。

そのうちの一人が転んだ拍子に、
上半身を枯れ枝で深々と刺し貫かれて惨死!

「チクショウ!殺人鬼にやられた…」

誤解が誤解を生み、「かたき討ち」に逸る若者たち。
中年二人を何とか成敗しようと策を巡らせるものの、
偶然が重なり次々と事故死してしまう。

ある者はタッカーを刺そうと飛びかかったものの、
勢い余って隣の「木材粉砕機」に巻き込まれ

またある者はデイルを刺そうとして転び、
持ったマシェットで自身を貫いてしまう。

のんきな中年もさすがに事の重大さに気が付き、
「大変だ!若者の自殺サークルだ!
このままでは彼女までも殺されちまう!」

として過剰防衛に走り…

いやいやマジで笑える映画。
ホラーの基本事項をいじればここまで笑えるとは存じませんでした。

さて投げ斧の達人であるイケメンは、
映画の終盤で本物の殺人鬼になってしまう。

斧使いであるからこそ、これもお約束。

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そんな彼の得物は、それほど大きくない手斧。
セリフでもハチェット(英語で手斧)と称されていた。

でもホラー映画だからして…

もっと使い込んだ道具にしてほしかった、
というのはマニアのわがままか。


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