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斧 豆知識

2021年7月16日 (金)

1947年 タスマニア島での伐採作業

オーストラリア南部・タスマニア島

白人が到来する以前には、先住民族であるタスマニアン・アボリジニが原始以来の石器による生活を営んでいた。

人間による環境への影響は微々たるものだったから、水の豊かな温帯気候に育まれた森林があった。

1947年、そんなタスマニアでの伐採作業

 

 

 

北米のセコイア伐採作業同様に、巨大な幹に足場板を打ち込んでの作業。
丸太の運搬や切断には重機が用いられているのが、伐採そのものはまったくの人力。

 

太平洋戦争終結から2年目

 

BGMが「昭和後期の夕方に放映されていた、トムとジェリーの真ん中アニメ」風なのがなんとも懐かしい。

 

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2020年12月20日 (日)

「鬼滅の刃」と斧 刃沓

前回の続き

大正時代、山の中の炭焼きの息子が「刃に危険防止のカバーを付けた斧」を持っているのはおかしい
だが刃物は危険だ。裸で持ち歩けば触れてケガをする。

 

ならば当時の人は、どう対応したのか?

それがこの「刃沓」だ。

 

 

 

 

 

天然素材を用いるから安価。
しかも手作りだから、刃のサイズに合わせて自在に設計できる。

 

皮製のカバーの普及によってすたれた技術だが、ぜひ現代にいかしたいところ。

2020年8月10日 (月)

グレンスフォシュ スカンジナビアフォレストアックス&スモールフォレスト

実用的で色っぽいグレンスフォシュ・ブルークスのアックス

そして、管理人の好みが原因で、アメリカン・フェリングアックスの日本支社になっているかのような、このブログ。

 

でも日本で日常生活を送っていれば、アメリカンフェリングアックスのような大型伐採斧は必要ない。
山林生活であっても、木はチェンソーで伐ればいい。
薪を割るにしても、刃が薄い伐採斧で薪を割ろうとすれば、食い込んだ刃が抜けなくなって往生する。

でも、アウトドアに斧があれば便利だ。
基本は手斧、ハチェットとなるだろうが、威力が心持ち弱い。

大型斧と手斧の中間のサイズがあればいい。

 

そんな人には、グレンスフォシュ・ブルークスの
「スカンジナビア・フォレスト」

さらに小ぶりの「スモールフォレスト」

 

文字通り、グレンスフォシュの斧が生まれた北欧・スカンジナビア半島の風土のもとに生まれた斧

スカンジナビア・フォレストは、柄の長さ65㎝、刃渡り9㎝、重さ850g
一回り小さいスモールフォレストは柄の長さ90㎝、重さ600g

柄の長さ90㎝、重量2㎏以上のアメリカンフェリングアックスよりはるかに軽量で、
取り回しに優れる。
もちろんグレンスの持ち味、すね毛がサクサク剃れるほどの切れ味だから、
直径10㎝程度の丸太は楽々と切断できてしまう。

 

ナラやカシの丸太を相手にするような本格的な薪割りには向かないが、
枝打ち程度の森林作業や
森林地帯のバックパッキングで威力を発揮してくれることだろう。

 

 


 

 


 

2020年7月25日 (土)

グレンスフォシュ アメリカン フェリング アックス 日本でも販売

ヒッコリー材の柄と、手打ちの刃紋が美しいグレンスフォシュ ブルークスの斧

日本の薪ストーブユーザーやキャンパーにも大人気だが、流通しているのは基本的に薪割り用、そして手斧

日本の日常生活ではまず必要ないだろうから、日本の店頭には上らないグレンスの大型伐採斧

アメリカン・フェリング・アックス(アメリカ式伐採斧)

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だが、珍しくも日本のアマゾンで購入可能!

 

 

 

このブログの効果かな

2020年2月27日 (木)

西洋式の三つ紐切り、&製材

 

恐らくは、昨年11月の記事「西洋式の三つ紐切り」で紹介した動画

http://isikari.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-48719d.html

 

に影響された動画だろう。

三方向から切り込んで内部で貫通させ、楔でコントロール。
最後に三本足の1本を切断して倒す。

使われている斧の形状もほぼ同じ。
多少は小型の斧のほうが体力を奪われず
長時間操れるのだろう。

そしてこの動画には続きが。

伐り倒した上で斧で寸断し、楔で割って側面をハツる。
そして角材に加工する。

日本でも西洋でも、縦引きのノコギリが普及する以前には洋の東西を問わず連綿と行われていた作業。

現在なら重機や電動工具で一瞬で終わる作業。

斧使いの巧みさに感心すると同時に、
文明の利器の恩恵にも感謝

 

 

2020年2月 8日 (土)

受け口から先に伐る?

木を伐る際は、まず倒したい方向に「受け口」を切り込む

続いて反対方向の少し上から「追い口」を切り込む

両者がつながりかけるころに倒れる

 

でもこの人、なぜか「追い口」のほうから」先に伐ってる。

当然、追い口がわに倒れる。

いつか事故るぞ。

 

 

 

2019年11月23日 (土)

西洋式の「三つ紐伐り」

三つ紐伐り」とは、古代から江戸時代まで
斧一本で大木を伐採する際に用いられた方法である。

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まず木の外周の三方向から同時に斧を入れ
徐々に食い込ませ、内部で貫通させる
結果、木は三本足で立っている状態になる。
この三本足の状態を、
古代中国の三本足の釜になぞらえ「鼎伐り」とも言う。

最後に三本足の一本を切断すれば、
木は反対方向に倒れてくれる

 

そもそも伐採作業での事故や失敗は、
斧や鋸、あるいはチェンソーの刃が
木の芯部分に達したときに起り易い。
木の芯部分は裂けやすい。そこに外部から斧なり鋸なりが達すれば
重量バランスが崩れ、木は真っ二つに裂けて倒れる。

一般的な伐採方法である挟み伐りは、木の裂ける性質を利用した伐り方だが
下手に裂ければ死亡事故につながりかねない。
そして裂けた材は商品価値も大いに下がってしまう。

その点、三つ紐伐りは安全だ
最初から木を貫通させて芯を取り除くので、裂ける失敗も避けられるのだ

そんなわけで、現在でも「絶対に失敗できない伐採作業」に
用いられる。
お伊勢さんの式年遷宮で、最も重要な用材を伐り出す儀式の際に

 

 

この「三つ紐伐り」の知識は日本だけかと思っていたら、
どうも西洋にも存在したらしい

この動画

 

 

説明文によれば、舞台はデンマーク
ヴァイキングが北海を疾走していた時代の伐採方式と言うことだ。

日本の伝統方式と同様、三方向から斧を入れて内部で貫通させ、
クサビで倒れる方向をコントロールした上で足を一本切断する。
木は反対方向に倒れる

だが特筆すべきは、この人の斧使いの上手さ
斧の動きはまったく無駄がなく、リズミカルに音が響けば
小気味良く木片が飛び散る。

そして切り口の下面部は、まるでノコで伐ったかのように水平
カンナでもかけたように滑らかではないか。

もちろん、動画としての撮影編集技術もそん色なし

伝統技術と現代動画技術の共演に驚嘆!といったところか。

 

 

2018年7月29日 (日)

おしゃれなプラスキ―斧

アメリカには、両刃斧がある。
柄の両側に刃を備え、研ぎ具合を変えて木の硬さごとに使い分ける。

一方、柄の片側が斧、もう片側が鍬という斧もある
それが「Pulaski Axe」(プラスキ斧)。

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斧で木を伐り、鍬の側で根株を掘る。
開墾には欠かせないだろうし、消防士の必需品でもある

山林火災の折は、燃え上がる枝を切って払い、
土をかけて消火する。

便利な道具だろうに、長く日本では発売されていなかったのが残念。

だがこのたび、ついに日本でもネット販売開始。

ベアーボーンズリビング
プラスキ アックス

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柄の長さ60㎝、ブナの柄。
重量は2.5㎏。

薪割りにはもちろん、キャンプサイトに転がる根株を払い、
安全なサイト設営を約束。

持ち運びに便利で安全、しかもスタイリッシュな革製のシース付き。

ハードなキャンプでもグランピングにも似合うアイテム。


2017年7月13日 (木)

イタリア式伐採斧

「italian felling axe」(イタリア式伐採斧)と題された動画

西洋斧ながら曲線柄ではない。
伐採斧ながら刃渡りが広い。

アメリカに渡って進化する以前、
本来のヨーロッパ斧の形状が受け継がれた斧ではないかな。

でも切れ味は抜群だ。

2017年4月 6日 (木)

1984年 オーストラリアの開拓村。斧による製材

1984年 昭和59年 オーストラリアの開拓村。

すでにカラーフィルムの時代ながら、僻地の開拓村では19世紀さながらの生活が営まれている。斧でユーカリの巨木を伐採し、ブロードアックスで側面を剥ぎ、フロー(割り鉈)でこじる事で厚板に加工する。

家の壁も牧の柵も、すべて手作業の生活。ジーンズのブルーさえなければ、30数年前の映像とは信じられない。

それにしても、出演者の斧使いには目を見張るものがある。

巨木に正確に打ちこみ、効率よく受け口を刻んでゆく。
三角形に切りこまれた受け口の下部は、素人の腕ならどうしてもガタガタになりがちだ。しかしジーンズの大男が振るう斧は、まるでカンナでもかけたように水平、なめらか。

生活にはぐくまれた技術は素晴らしいものだ



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