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薪と炎

2017年2月 2日 (木)

バイクツーリングでも薪ストーブ

たき火がうれしい冬キャンプ。
それはバイクツーリングでも同じ。

でも今どき、直火焚きなんかは厳禁だ。
だから焚火台とくるわけだが、コンパクトが身上のバイク旅。
簡素な仕掛けしか載せられない。

これでは鍋もかけられず、本格的なご飯が炊けない!

そんな方には笑's フォールディング薪ストーブ 「焚き火の箱G-sp2」


重さ5キロ、一辺約40㎝、バラバラに折りたためる「携帯式薪ストーブ」だ。

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携帯式ながら奥ゆき30㎝以上だからある程度の薪も焚ける。
10㎏の重さに耐えられるから、極端な話、ダッチオーブンも乗る。

そして薪のくべ口は強化ガラス付きだから、焚きつつ炎を眺めてゆったりとした気分にひたれる。

もちろんテント内で焚くのは火災の危険もあり厳禁。
全くの野外か、土間住まいのタープ内での使用が基本。


使用の際には転倒防止にペグダウンして、
そして別売りの「煙突」を装着したうえで焚く。

それでも暖房を炊事を同時に楽しめる薪ストーブ。
シンプルが身上のツーリングでも、使わない手はない!

2017年1月21日 (土)

たき火は広葉樹の薪で

キャンパーのあこがれ、冬キャンプ。

ゴチャゴチャ混む夏とは打って変わって静かなサイト。

はや沈む夕日を背にして興した火は赤々と燃え上がり、サイトを照らす。
ダッチオーブンからは芳香が香り、一座の心もぬくもる。

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しかし問題は薪だ。
キャンプ場で売られている薪と言えば、たいていは杉板の端切れ。
筋が通った針葉樹だから、ド素人の持つミニ鉈でもパッカーンと小気味良く割れる。
その上火付きも良い。

しかし…
杉材は火力が弱い!
すぐ燃え尽きる!
そして、熾火ができない!

だからダッチオーブンの上火として載せようにも灰となって料理に手間取る。
瞬時に燃え上がり燃え尽きるのが前提のキャンプファイヤーならば、杉の薪がいいだろう。でも料理をじっくり楽しみ、食後にホットウイスキーで人生を語らいたいならば杉の薪など問題外。

冬キャンプには広葉樹の薪を用意したい。
楢、クヌギ、カエデ、イタヤ。

多少硬くて重い。素人の鉈などすぐに跳ね返す。
多少火付きこそ悪いものの、燃え上がれば高い火力を維持しつつ長時間燃え続け、最後には膨大な熾火と灰を残す。

熾火でのバーベキューにダッチオーブン調理、さらに灰に埋けての焼き芋など、まさに冬キャンプを体現したような樹種の薪だ。

でも、キャンプ場で運よく広葉樹の薪が売られているとも限らない。

だからオートキャンパーは、広葉樹の薪を持参するに越したことはない。
段ボールづめで配達してもらえる広葉樹の薪。

楢、クヌギ、イタヤカエデ。

キャンプの語らいはこれで決まり!


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でも広葉樹の薪は固く、点火時は多少火付きが悪くで手間取る。だから薪割り用の手斧を忘れないように。
グレンスフォシュ斧でもミニハチェットでは威力が小さいので、多少大きめのワイルドライフあたりで。


2016年10月16日 (日)

焚き火に火吹き竹ならぬ「火吹き棒」

弱まりかけた火を起こすには風を送る。
定番は時代劇でおなじみの「火吹き竹」だろう

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ただ竹の節を抜いて孔を開けるだけだから簡単。
竹藪が近ければ自製すら可能。

でも竹だから、使ううちに焦げて傷みかねない。

だからこそ、新時代の火吹き竹「ファイヤーブラスター」


アルミ製だから軽くて丈夫。

しかも持ち手と吹き口は木製だから、熱で口元を傷める怖れもない。

金属製だからこそ、「火の中に突っこんで」吹く事すら可能だ。

焚き火も現代的に!

でも火の中に突っこんだまま「息を吸う」のは厳禁!

肺臓やけどであの世行き

2014年8月 5日 (火)

木こりの蝋燭

5年以上前より、アウトドア雑誌などでよく紹介されている「木こりの蝋燭120814_155002_2

チェンソーで丸太に十文字の切れ目を入れ、中心に着火剤を押し込んで火を入れる。

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中心からジワジワ下へと「燃え下がる」。
下へと燃えるので、火が長持ちするのがうれしい。
照明用としてはもちろん、そのままカマドとして鍋釜を乗せることも可能。

でもこんな物は、買わずに自分で作ってしまえばよろしい。

丸太をきれいに四つ割りして、再度まとめあげる。
その上で、小枝などをあてがって火をつける。

この動画、画像は荒いが音楽のチョイスがいいですね。

2014年2月15日 (土)

雪上の焚火

雪の上で火をたくには、いささかのコツがいる。

まずは燃料集め。
地面が雪に覆われた時候では、落ち葉など手に入るはずがない。
だから立ち枯れた針葉樹の葉、シラカバの幹からはぎ取った皮を集めて着火剤とし、
立ち枯れの太い枝を折って薪とする。

ここで一番大事なのは、「火床」を確保すること。

もちろん、雪の上でそのまま火を焚くことはできない。
火が起きれば熱で雪が解け、水となる。
水はせっかく熾きた火を消す。

そこで、「火床」を作る。

踏み固めた雪の上に太く割った薪、あるいは燃えにくい生木を置き、
そのうえに薪をならべて火を熾す。

かの八甲田山大量遭難事件の折。
雪に不慣れな兵士たちは雪の上にそのまま炭を置いて火を熾し、
飯を炊こうとした。

しかし熾きた火は熱のため雪の中に落ち込み、
飯が炊けるどころではない。

あらかじめ兵士が携帯していた握り飯や餅は厳寒で凍り、
口に入れるどころではない。

飯で出鼻をくじかれた兵士たちは士気を失い、
大量遭難に至ったであろうことは予測できる。

一方で寒中に生きるアイヌは、雪中で火を焚くすべを知っていた。
マキリ(小刀)で燃えにくいナナカマドの木を倒して雪の上に並べ、
そのうえでヤナギの枯れ皮を燃やせば大量の灰が出る。
これで火床は完成。

あとは松の葉を焚きつけにして、生木でもよく燃えるイタヤカエデを焚く。
こうして、零下何十度にもなる冬山を渡り、狩りにいそしんでいた。

現在では金属製の「焚火台」という文明の利器があるが、知っておいて損はなかろう。

コンパクトな折り畳み式焚火台。

 

ダッチオーブンも載せられる頑丈焚火台。

 

山岳小説の名作「八甲田山死の彷徨」

 

雪国の生活には欠かせない、氷割り用のツルハシ

斧マニアの動画

動画の終盤部分。
まさに斧マニアであります。

2013年12月31日 (火)

餅は30日に用意しよう!

全国的に年末。
正月が近づけば餅つきの用意。

さて餅つきと言いますと、世間では12月30日にするものとされております。

12月29日に搗いた餅は「苦持ち」で縁起が悪い。

31日の大みそかでは「一夜餅」でこれもよろしくない。

28日より前では「早すぎ」。

だから30日に搗くのがよろしい。

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竈に釜を仕掛けて水漬けの糯米を蒸し上げる。
水を絶えず振りかけ強火で一時間。
ようやく蒸しあがった米を臼に移し、杵で練り上げたのちペッタリペッタリとリズミカルに搗く。

搗きたての餅は「大根おろし」で食えば最高に美味い。

さて餅を搗く際に用いる杵は、ハンマー型の「横杵」が一般的だ。

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しかし横杵は振り上げる際に案外体力を消費してしまう。

一方で一本木を加工した「縦杵」ならば体力の消費も少なく、リズミカルに搗けるとか。
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アフリカ中部では蒸したバナナやキャッサバを臼で搗いて、餅に似た食品「フフ」を作ります。

さらに瀬戸内海の島嶼部では、シーソーの原理を利用した足踏み式の臼「唐臼」で餅を搗く。これらならば女性でも楽に搗ける。

いずれにせよ、29日の餅つきは縁起がよろしくない。

今年、29日に搗いてしまった方は、来年こそ縁起のいい餅を搗きましょう。

2013年2月17日 (日)

秘儀「タイヤ割り」

「薪割り」と言われてイメージするのは、以下のような光景だろう。

台の上に丸太を立て、斧を振りかぶって一刀両断カラ竹割り。
ピシッと決まれば実にカッコいい。

しかしこの割り方には欠点がある。

「案外、効率が悪い」。
薪にするための丸太は、立てられるよう水平に切らなくてはならない。

斧を入れて一刀両断すれば、左右に吹っ飛ぶ。
それをいちいち拾い上げる手間もバカにはならない。
斧以上に重い薪を拾い上げて腰を痛めては何にもならない。

そこで秘儀「タイヤ割り」

薪割り台に古タイヤを載せ、中に薪を置いて斧を振るう。
タイヤに守られ、割れても飛び散らない薪。
あとでまとめて拾えば手間は省ける。



細い薪は、タイヤ内にギチギチに詰め込んでしまおう。

水平に切っていなくても、
自重で立たない薪でも、
タイヤに守られしっかり立てる。

割れて飛び散らないのは言うまでもない。

風情こそ失われるが、腰痛からあなたを守る「タイヤ割り」。
ぜひ試してみてはいかがだろうか。

最初に登場するフィスカースの斧

2012年5月28日 (月)

ペール缶でかまど

いつ起きてもおかしくない第二次関東大震災
それに備え、各方面で非常食などの備蓄が勧められているわけであります。

さて、食料があってにせよそれを調理するには、熱源がいる。
ガスも電気も使えない震災直後なれば、やはり薪を燃やした「かまど」ということになろう。

そこで非常用品として「かまど」を常備しておきたい。

さてかまどのリンクなど張り付けたのだが、
実を言えばわざわざ買う必要もない。

ペール缶」を切り開いて自作してしまえばいいのだ。

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もっとも簡便なのがこのタイプ。

ふたを取り去ったペール缶に「焚口」を切り開く。
これで一応、かまどになる。

何故、「一応」と書いたのか?

小さな鍋を載せるのならばともかく、口径にスッポリ嵌る釜を載せたならば「酸素不足」に陥ってしまうからだ。

必ず排煙孔を設けなければなるまい。

ちょうど、一番上のアフィリエイトリンクのかまどのように。

焚口と排煙孔の両者が設けられてこそ、
炎の通りが良い良質なかまどになるのだ

2012年5月 1日 (火)

春の恵み・白樺樹液。

北日本の風物詩・白樺の木

白樺は美しい。
北日本のさわやかな空気。
柔らかな陽光の中で輝く純白の幹。

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まさに高原の女王!

しかし実際のところ、北日本に住む住人にとっては厄介者の樹だ

白樺の木は質が悪い
切り倒して放置すればすぐに腐り、木材としての使いでが無い。
割り箸かアイスの匙がいいくらい。
薪にすれば火付きは良いものの、すぐに燃え尽きる。
そして、白樺の純林はたいていが痩せ地。畑にもならない。

そんなわけで、農家にも樵にも持て余される哀れな木である。
そのうえ最近では、「シラカバ花粉症」というものが
存在するから恐ろしい。

花粉症の「転地療法」を求め杉の生えていない北海道に引っ越したら、シラカバで花粉症が悪化したという笑えない話もあるくらい。

しかしそんなシラカバにも意外な恵みがある。
白い純白の皮は油分を含んでよく燃え上がり、
薪ストーブのいい焚きつけになる。

皮をねじって巻き上げれば、雨中でも燃える松明ができる。
かつてアイヌ民族は、このシラカバ松明「シュネ」で秋の川面を照らし、
寄り集まる鮭を捕えた。

No_18シラカバの火付きの良さは、
のちに北海道に入植した移民たちにも受け入れられた。

シラカバ乾燥薪36cm大中割(予約分)

シラカバ乾燥薪36cm大中割(予約分)
価格:1,050円(税込、送料別)

夜間の松明として利用するとともに、冬季の貴重な薪として大量に保管した。
帯広市の銘菓「三方六」は、バームクーヘンとチョコでもって再現した
シラカバの薪である。

さらにシラカバの意外な恵み…

以前「グレンスフォシュ・アメリカ式伐採斧」の記事で紹介した
以下の動画を見ていただこう。

http://www.youtube.com/watch?v=ISepmNwOAsU&feature=related

動画後半・15分あたりの映像。

雪が消えたばかりの、春先の森林。
シラカバの幹にナイフを突き刺せば、樹液がツゥゥと滴り落ちる。

これこそがシラカバ樹液だ。
春先のシラカバは、萌え出る準備として幹に大量の水分を蓄える。
幹に多少の傷をつけただけでほとばしり出るのだ。

アイヌはこのシラカバ樹液を「タッニ・ワッカ」(シラカバの水)と呼び、
水場がない場所で野営する際の飲み水としたり、
あるいは姫ザゼンソウで風味とつけて飲料とした。

現代の科学分析によればこの樹液には各種ミネラルが含まれ
飲んでも肌に塗っても人体に良い影響を及ぼすとのことだ。

それら薬効を生かし、シラカバ林を有する北日本各地の地場産業としてシラカバ飲料、シラカバ化粧品が生産されている。

見てくれだけの役立たずで、花粉症の元凶でもあったシラカバ。
意外な底力を秘めているとは、まさに天の配分ではないか。

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より以前の記事一覧

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